入れ歯
(デンチャー)
虫歯、歯周病など様々な理由で自分の歯を失う方は少なくありません。
たとえば一本だけ歯が抜けた場合、たった一本だけだからとそのままにしておくと、全体のかみ合わせのバランスが崩れてきてしまうのをご存知でしょうか?
歯は咀嚼の力がかかるたびに隣同士で支えあっています。
また同時に、上下の歯もかみ合うことでその位置を保っているのです。
かみ合わせがずれてくることで、首や肩など体のバランスを崩してしまうこともあります。
また歯を一本失ってしまっただけで、全体の噛む力が30~40%減ってしまうといわれています。
食べ物を充分に咀嚼できずに飲み込み続けていると、胃腸への負担もかかってしまいます。
歯を欠損してしまった場合、インプラントやデンチャー(入れ歯)で補うことが重要です。
インプラント
歯ぐきに人工歯根を埋入し、人工の歯を被せます。
審美性や耐久性に優れている方法です。
詳しくは、インプラントを専門に行っている系列歯科医院の原デンタルオフィス (雑色駅徒歩3分) のホームページをご覧ください。
デンチャー(入れ歯)
デンチャー(入れ歯)の治療には保険適用診療でできるものと自費診療にて行うものがあります。
保険適用診療で作る入れ歯は費用負担が少ないことがメリットですが、
使用感を重視される場合当院では自費診療で作成する入れ歯をお勧めしています。
保険適用診療
●調整
今お使いの入れ歯、あなたのお口に合っていますか?
入れ歯を長年使用していると、年齢とともに顎が細くなってきたり、歯茎が痩せてきて、入れ歯と合わなくなってくることがあります。
その場合再度作り直しではなく、お使いの入れ歯を調整することでぴったりとあった噛み心地をよみがえらせる
ことができます。
最近入れ歯の使い心地が悪い…とお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
●入れ歯の作成
保険適用診療で作成する入れ歯は歯の代わりのとなる人工歯と、それを支える義歯床の部分をプラスチック(レジン)で作成します。
素材がプラスチックしか選べないため、義歯床が厚くなってしまうデメリットがあります。
部分入れ歯の留め具は金属を使用します。
そのため、前歯などに装着する場合は目立ってしまったり、違和感を感じることがあります。
自費診療
●スマイルデンチャー
スマイルデンチャーはナイロン系ポリアミド樹脂という割れない柔らかい素材で作られています。
そのため、以下のようなメリットがあります。
当歯科医院では自費での入れ歯治療として、サンワデンタル社のスマイルデンチャーというデンチャー(入れ歯)をおすすめしています。
・金具などで装着する必要がないので見た目も自然
・金属を使用していないため、金属アレルギーの心配がない
・弾力性があるので装着時もお口の動きに柔軟に対応でき、フィット感が高い
・柔らかい素材なので口の中に器具が当たって痛みを感じるといったこともない
・柔軟な素材のため薄く作ることができ、食事や会話の際も入れ歯を入れているという違和感が少ない
通常の部分入れ歯
スマイルデンチャー
スマイルデンチャーの装着例
右上2番、一本だけ欠損した歯にスマイルデンチャーを装着した例です
前歯の目立ちやすい箇所ですが自然になじんでいます
入れ歯の装着感でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください